MIO-TESOR【ミオ テゾール】ワタシノタカラモノ

北海道の北見市在住、フレンチブルドッグを自家繁殖してドッグショーチャレンジしてます。ほぼ親馬鹿&育児日記です(笑)

眼科専門医を受診しました

実は、一ヶ月以上前になりますが、うちの子の1匹に眼球のトラブルがおきました

最近目が赤いなぁと思って見ていました
特に左目が赤く、あっかんべーをすると下の結膜が炎症をおきているような気がしました
それからまるで坂道を転がるように、一気に涙が流れはじめ目をショボショボするようになり、眼球全体が赤くなり、いそいでいつもの病院へ走りました

「続きは長いです@汗」

****** ▼ 追記記事 ▼ ******

そこでは、目に傷がついているかの診断をしました、すると眼球の中心から少し左にずれた場所に丸い傷が出来ていました
まず目を洗い目薬を出しますので毎日点眼して下さい、と先生の説明を聞いていると、洗った目から血がどろどろを流れ始めました
先生は「これは目薬では無理です、瞼を縫い合わせる治療をしましょう」と言いました
以前に友人のわんちゃんが同じように眼球を傷つけ縫い合わせるという治療をしましたので、それが一番良い方法と知っていたので、即答でお願いしました

それから急いで手術の準備です、当然麻酔をして縫い合わせます、麻酔のリスクを考えると怖いですが、そんな事を言っている場合じゃないと、目を見て思うほどでしたので、とにかく無事に終わる事を願っていました。

手術を終え、左目は縫い合わされて、痛々しい姿で出て来ました、まずはその状態で3週間を過ごします、ですが眼球に穴が開いてしまい、眼球自体が縮んでしまってる可能性があるので、圧迫だけはかけないで下さいと注意されました
我が家は多頭飼い・・本人が安静にしてエリザベルカラーをしていても、他の子達が舐めに行ったりします、それでサークルを広く作り、その中での生活が始まりました、夜はケージ寝の子達が入った後は他の子は旦那と寝室へ入り、やっとサークルから出して、自由に歩かせ茶の間に布団を敷いて、2人で寝る生活をしました

待ちに待った3週間が経過して、いよいよ糸を外す日が来ました
あたしは完治して綺麗な目を想像していました・・
ところが眼球は真っ赤、傷が付いていた場所は突起して、その回りが白く濁っていまいした、これは本当に見えているの?治るの?とショックでした
そして自分の血液で作った目薬(自己血清点眼)を2時間おきに、出来るだけ多くと言われて帰ってきました
それから、携帯のアラームを2時間にセットして朝6時から夜12時まで、一日最低10回の点眼をしていました

その点眼を初めてから1週間経過しました、何となく赤みが薄くなった?という気はしますが、これが本当に治るのか?と心配でなりません、北海道は釧路市に眼科専門の病院があります、そこに行ってみてもらった方がいいのか?と考えていました
そこで先生にその事を聞いてみました、すると先生は「ちょうど明日病院で地域の先生が集まっての勉強会があり、目の勉強をされている紋別の先生がお見えになるので、カルテを見てもらいましょう、それで必要なら考えましょう」と言いました。

月曜に病院へ結果を聞きに行きました
結果は、その紋別の病院へ行き、もっと詳しい検査が必要という事でした

実は、今回の原因は犬同士で絡み合い、遊んでいるうちに傷が付いた・・と思っていたんです
ですが、ちがうという事でした、原因を調べないときちんとした治療も出来ないし、再発防止にもならないという事での来院を言われました、元々完全に治してあげたいので、必要ならばどこへでも行きます!と先生には言っていましたので、当然行くことは即答でした
ですが、仕事の都合上動けるのは土日しかない、という事で31日に行くことを決めて、連絡をしてもらいました、それまでは、とにかく目薬と眼球の圧迫を避けて暮らす事を再度言われました。

頑張って目薬をやっていたおかげか、赤みは薄くなり、突起物も小さくなった気がしていました
そして31日はもしかしたら検査に麻酔を使うかもしれないという事で、朝食を抜いて出かけました
ここから紋別までは2時間弱です、あいにくの雪模様の中、オホーツク海を右手に見ながら走って行きました、9時45分頃病院へ到着しました、それから休憩を挟み、いろいろな検査をしました
通常検査の時は、朝から夕方までお預かりなんですが、今回は短頭犬だし、自宅まで一時戻るという事も出来ないので、飼い主さんと一緒に検査を進めて行きますね、と優しく言われました
先生はとても優しい方でした、診察室もオープンで患畜への対応が全て見えます、目の検査をする器具を持った時に、まずは犬にそれを見せて臭いをかがせて、これからちょっと見せてねと優しく声をかけて下さいました
その対応を見て、飼い主がまず落ち着いて行きました、途中休みながらいろいろ検査をしました
検査内容はDVDに録画しながら行っていました、先生に見えている画像がTV画面に映っていました、それをあたしもじっくりと見ることが出来ました
あぁここが赤い・・この変形してるのは普通なの?、ここは大丈夫かも・・と、頭の中ではぐるぐるしていました
瞳孔を開いての検査もしました、そして眼底も綺麗に見えました、エコーで水晶体の大きさも確認しました
その長い、辛い嫌なことを沢山された検査に、一番頑張って耐えてくれたのは、我が子です、全てが終わった時に、偉かったね・・と抱きしめました

検査が終わった時はすでに昼休み時間になっていました、スタッフの皆さんはお昼に出かけましたが、院長先生はその後、私へ丁寧な説明をしてして昼ご飯抜きで頑張って下さいました
疲れ切った我が子は待合い室の床の上でいびきをかきながら眠りにつきました(爆爆)

検査結果の前に、目の構造の話しをしないと理解出来ないと思います
という前置きで説明が始まりました
目はいろいろな機能が全て順調に動いてこそ、問題なく動きます、その機能のどれか1つが何かのトラブルが発生する事で、たちまちバランスを崩し、疾患が現れます
と、うまく説明できませんが、おおよそ、こういう事だったと思います(もし違ったらすみません@先生)

今回の疾患はカルテを見た時は、非常に危険な状態だと思いました、ですが今日見ると、順調に完治に向かっていると思いました、目薬がとても効果的だったと思いますと言われました
ですが、完全に元の状態まで戻るには1年2年というレベルで時間がかかります・・とも言われました

そして、なぜ今回、このような事が起きた・・かという事ですが
実は原因は多数あります、との事でした
涙が少ない(軽いドライアイ)
流涙症(涙やけ)
眼瞼内反症
涙点涙管の疾患
マイボーム腺機能低下症
だいたい、大まかにいうと、こういう事が今までに数回繰り返し繰り返し発症しては、何とか保っていたが、今回は治癒に向かわず、とうとう爆発して表面化した、というような事のようでした

まずは、涙が少ないという事ですが、通常涙は一分間に15ミリ以上ないと駄目なようです、それがうちの子の場合は「13ミリ」でした、少し足りない・・という数字らしいです、それでもこの涙がきちんと眼球にとどまっているならいいのですが、それが目頭から流れてしまう・・これが、流涙症です、私は流涙症の自覚はありませんでした、先生に言われて初めて気づいた程でした
そして目が潤っていないところに持ってきて、眼瞼内反症があるという事でした、これは瞼が内側に入りこんでしまっているという事です、下瞼をあっかんべーして、ゆっくり戻した時に、クルリと内側に丸まっているんです、この状態で瞬きをするという事は、眼球を紙ヤスリでこすっていると同じ事らしいです、なぜ涙が下瞼にとどまらず流れてしまうのか、それが涙点涙管の疾患です、涙が鼻に抜けていかない場合、涙は眼からあふれ出て流涙症を起こすらしのです、うちの子の場合も鼻には抜けて行きませんでした、短頭種は特になりやすいようです
そして最大な原因はマイボーム腺機能低下症です・・
このマイボームという言葉は以前に何度か聞いた事がありました
まず、目の表面には透明な目を保護する油が必要らしいですが、このマイボーム腺(瞼の一番端のまつげが生えているさらに内側の場所?)に異常がある為に、油が出てきません、毛穴が詰まっていると同じ状態になっているんです、その異常が全て引き起こしているんです、この詰まった腺を開く処置をしました、見ているだけで痛そうで、よく頑張って耐えた・・と涙が出そうになりました

まず、上瞼のマイボーム腺付近の産毛を全てピンセットで抜きました、その後、ニキビを絞るように詰まったマイボーム腺をつぶして絞って行きました、すると小さな毛穴から白い油が出てきました、正常では白い油ではないそうです・・そうやって両眼の処置をしました。

まずは今回の処置はこれで終わりました、そして肝心の目の事は、しっかり見えているという事、このまま完治に迎えるだろうと言うこと、今回の傷が原因で失明するという事はないという事、ただし、今後も繰り返し傷つけるという事で、将来失明の可能性は消えた訳ではない、という事
それと一番大事な事は、この処置はあくまでも簡易という事、もし、今度も繰り返していく場合は手術が必要という事です。

その手術は
「出ている眼球を少しでも奥へ下げる」
という内容だそうです、この手術を出来る先生は東京のトライアングル動物病院の院長しか出来ないそうです
今回お世話になったもんべつ動物病院の院長の宮本先生はトライアングルの院長先生の元で勉強しているそうで、この手術を手がけた事があるそうです、結果はすこぶる順調という事でした、ですが、この手術も1回で終わるという事が無い場合が多いみたいです、おそらく家の子の場合も1回で終わりは無いと思って下さいと言われました

先生は、最初のカルテを見た時は、早急にこの手術が必要と思っていましたが、現在の状態では手術しか道がないという事はないと思いますと、そう言ってくださいました
わたしも、出来れば手術は避けて通れるものなら・・と思いました、ですが何度も繰り返すならば、最後は手術だろうと思っています、ですがこの手術を行えば100%完治か・・と言ってもそうではないみたいです

そう先生から説明をうけている間に、昼休みが終わり、スタッフが戻ってきました、午後からの診察も始まりました
次回は来週の日曜にまた来てくださいと言われ、3種類の目薬をもらいました
家に帰り、ほかの子達の目を見て、もし同じような状態になりそうな子がいたら、その子達にも目薬を使用するように言われました
会計を終え、目薬をもらって帰るときに、目を見ると・・・
凄いです・・・・流涙症がすでに改善されています!涙が流れていません!下瞼に溜まって潤っています
辛い産毛抜きと油絞り・・・この産毛は10日くらいでまた生えてくるそうです、日曜に行ってこの産毛抜きが必要という事であるならば、2週間に一度通う事になるかもしれません
それで手術が回避されるなら・・・辛い毛抜き治療を続けるかもしれません

今回、この先生に巡り会えた事は、とても幸せな事だったと思います、もしかしたら・・とても簡単に考えてしまい、完治に向かうどころか、失明させていたかもしれません
適切な処置をして下さって、専門医の先生とのパイプを繋いでくれた地元の先生には感謝です

北海道では、札幌にも目を勉強なさってる先生がいるそうです、そしてトライアングルの先生も釧路の先生も、江別の酪農大学へ定期的に行かれるそうです、もし目で心配な事がありましたら、問い合わせをしてみてはいかがでしょうか

それと、マイボーム腺の詰まりを改善する方法を聞いてきましたので、皆さんも試してみて下さい

眼球の温圧 です
蒸しタオルで瞼を温めて、血行を良くして、強制的に人間が瞼を上下させて瞬きをさせる です
この強制瞬きは、一日何度でもよいそうです

本当に無知な飼い主で・・・これからももっと勉強しなきゃ。と反省の日々です。


*** COMMENT ***

大変な病気だったんだね。。。
知らない事だらけで勉強になりました
手術なしで快復していってくれることを祈ってるね

希望を持って、お互い頑張って行こ…
でも専門医ってホント凄いよね!!
我が家も、巡り会った専門医には驚き!!
SORAぉたん宅も全てが良い方向に向かいますように…

タメになりますよ。

いつもタメになる話をありがとう。
この話を見てから岩ちゃんの目を温圧し出してから涙があんまり出なくなってきた、コレ、ホントの話!!
たくさん居て大変だけど幸せだねーv-410

読んでてSORAさんの気持ちが伝わってくるようで
涙が出ました

原因がしっかりわかってよかったですね!
専門医がいちばんですよね

わたしも医療に携わってますが
病気の原因がわからなくて治療がうまく進まないのが一番辛いです。
SORAさんもそうですよね?

手術はまぬがれたいですね
時間はかかるかも知れないけど
必ずよくなるって信じてます!

看護するの大変だろうけど
頑張ってくださいね!
遠くて手助けはできないけど
応援しています!

人間でも嫌になりそうな検査と治療を頑張って受けたワンコは本当に偉いですね。我が子の苦しい姿を見るのは一番辛いですから、早く回復すると良いですね。

でも、専門医ってすごいんですね。掛かり付けの病院で聞くと教えてもらえるものなんですかね?
うちも皮膚にポツポツが出来るので、何軒か病院を回ったのですが、結局治りません。

とっても勉強になりました。治るまで大変でしょうが、頑張ってください。

>えじゃちゃん
うん、あたしもどこかで傷つけた?としか思ってなかったので、今回の事はすごく勉強になりました

>BBTタン
お互いにいろんな選択をしなきゃならなかったけど
それでも、あたしたちは周りに恵まれていると思うよね、我が子のために頑張ろうね!

>かみむ~ちょさん
ふれんちは眼が大きくて飛び出しているからね
注意はほんとに必要ですよね

>minさん
何とか手術は免れました(*'▽'*)わぁ♪
順調に回復に向かっています、心配ありがとうです

>コリキママさん
最近は専門分野が多くなってきましたよね@獣医
皮膚は・・本当に微妙ですもんねぇ
うちも手作りに切り替えてからカイカイも少なくなった気がします、頑張ってくださいね

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プロフィール

HIME。

  • Author:HIME。
  • 10年10月10日生まれの1匹のフレンチブルドッグと出会い、この犬種のとりこになりました
    その後、愛知の犬舎までお邪魔させて頂き、その犬舎との出会いで自家繁殖とドッグショーへの挑戦を始めました。
    その後、先輩ブリーダー様との縁がいろいろ繋がり、皆様のおかげで現在もショーやわが家で生まれた子犬達の育児を楽しませてもらっています
    1頭目のフレンチ(風子)は2011年虹の橋に向かってしまいましたが、現在はフレンチブル&ヨーキー&北海道犬の合計18頭と暮らし、日々幸せをもらっています。

    ★天使になった子供達★
    ひめ
    1990/2/28~2006/8/28

    2006/9/2~2008/4/9

    2008/2/28~2008/6/3

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